取り組み

職場改善

T.職場改善取組みのあゆみ

 当社では、平成24年9月より「職場改善委員会」を立ち上げ、社員の声を吸い上げ、職場の環境改善に取組んでいます。これまでの活動取組みをまとめてみました。
現在も月1回のペースで役員および職場委員の討議が活発に行われています。

取組年月 内 容 取組みの成果
H24.9 @千葉労働局指導の下、「職場意識改善」へ取組むことを決定 ●有給休暇の取得促進、時間外労働の削減、職場の美化がテーマとして決定
H24.11 A職場委員3名選出(立候補による) ●職場の美化ではトイレが汚いとの声により、社員全員持ち回りによる当番制を決定
H24.12 B提案箱に社員より意見を募る(1回目)  
H25.11   ●計画有給を実施(1日)
●給料支給日、および毎週水曜日をノー残業デーとして時間外労働の削減実施
H26.3 C特別休暇の制度化 ●特別休暇の制度化では、自発的な職業能力開発、地域、ボランティア活動への参加、母親学級や両親学級への参加、親の介護のための特別休暇を新設
H27.5 D社員旅行の見直し ●今後社員旅行は3年に1度の頻度で実施、不参加の場合、退職時の返金など、不鮮明だったルールを明文化
H27.7 E再度社員より意見を徴収(2回目) ●故障した給湯器の修繕
●分煙の実施(会議中は全面禁煙)
●喫煙コーナーを2か所設ける
●スペース不足は複数の社員からの要望だったため、会社敷地内のデッドスペースに倉庫を設置
H28.3〜 F再度社員より意見を徴収(3回目) ●空気清浄器購入 3台
●会社の時計をすべて電波時計に交換
●タイムレコーダーをデジタル式に交換
●コードレス掃除機を購入
●自動販売機をエコ対策用に変更

U.職場意識改善取組み

<初年度>

 弊社では、平成24年9月、「職場改善委員会」を立ち上げ、労使の話し合いの下、働きやすい職場づくりへの取り組みを始めました。

職場意識改善計画      >> 詳しくはこちら(pdf)

@平成24年9月 職場委員を選出(3名立候補)しました。

A平成24年9月 職場に提案箱を設け、無記名で、職場の問題点、改善要望などの意見を聴取しました。

B提案箱の意見を集約しました。

主な意見として、

(1)有給休暇に関するもの

  • ・有給を取りやすくする制度を設けてほしい
  • ・ミニ連休などを設けてほしい

(2)コミュニケーション不足に関するもの

  • ・会社行事が少ないので、増やしてほしい
  • ・朝礼などで持ち回りで1分スピーチなどを行ってほしい

(3)会社場内美化に関するもの

  • ・トイレがとても汚れているので、当番制で掃除してはどうか
  • ・喫煙室を設け、分煙対策をしてほしい
  • ・場内フロアが汚れている
  • その他にも多数の意見が寄せられました。

 検討の結果、まず初年度は、トイレ掃除の当番制導入、および有給休暇の制度化に取り組むことに決定しました。


<結 果>

トイレ掃除当番制導入

@トイレ掃除当番表を作成し、実行(H25.1より実施)しました。

A有給休暇の制度化については初年度、諸般の事情により断念、2年目以降の検討課題として持ち越しすることとしました。


<2年目>

@職場改善委員3名に2年目も引き続き職場委員を引き受けていただくよう、要請しました。→3名とも快諾

A2年目のテーマとして、初年度取り組みを断念した有給休暇の取得制度について検討することに決定しました。

B計画有給の導入を決定しました。
 弊社従業員全員を対象者とし、(正社員、アルバイト、定年後の再雇用者すべて)1日計画有給を付与することとしました。

C特別休暇を新設しました。
 弊社では、下記のとおり、新たに特別休暇を新設し、従業員が休暇を取りやすい体制を整えました。現在、結婚休暇や忌引き休暇、バースディ休暇などがありますが、その他、特に配慮を要する従業員に対する休暇制度を新設いたしました。

  • (イ)自発的な職業能力開発を図る従業員
      (例えば 業務に直接関係ない分野の研修や資格取得のための講習など)
  • (ロ)地域活動、ボランティア活動等を行う従業員
      (例えば 地域のお祭、ゴミ拾いなど概ね、半日以上の活動時間が見込めるもの)
  • (ハ)妊娠中及び出産後の女性従業員
      (例えば 母親学級や両親学級、子の検診など)法定休暇以降の場合
  • (ニ)単身赴任者
      (例えば 単身赴任先での家族との交流など)

D弊社では、従業員にゆとりある生活をおくってもらうため、残業削減にも取り組んでいます。具体的には、「ノー残業デー」を設定し、その周知をはかるため、ポスターを作成し、社内に掲示いたしました。


<全体会議 (2013-12-6)>

 平成25年12月6日(金)弊社で全従業員を対象に、全体会議を行いました。
その中で、昨年より取り組んでいる「職場意識改善取組み」において、先日、新たに特別休暇を新設いたしましたが、さらに以下の特別休暇を新設し、また一部変更を行いました。

@新設の特別休暇
 「親の介護が必要な従業員」へ特別休暇の付与
 この特別休暇は、現在在籍する従業員の年齢層を見たときに、今後、親の介護の必要性が増えるとの配慮から新設したものです。親の介護は長期化する場合もあり、その場合は、法律の定めに従い、「介護休業」制度も利用できますが、長期化するまでもないようなケース、例えば、通院や外出などの同行、簡易なサポートにも対応できるよう整備したものです。

A特別休暇の一部変更
 「妊娠中及び出産後の女性従業員」へ特別休暇の付与に関し一部変更
 この特別休暇は、妊娠中および出産後の女性従業員のみを対象とした特別休暇制度であったため、男性従業員も取得できるよう変更したものです。

 具体的には、以下のように変更しました
「妊娠中の女性従業員および子の出生後育児を行う従業員」と改定しました。
例えば妊婦健診への同行や両親学級への参加、子の健診、子の世話など、男性従業員も育児参加がしやすいように配慮し、改定いたしました。


V.労働環境向上のための取組み

 弊社では、今期の取組みとして、労働環境を向上させるための取組みも始めました。この取り組みは、主に、従業員の労働条件アップのため、評価制度や研修制度を設け、個々従業員のスキルアップと、仕事へのやりがいを感じてもらうための取り組みです。


<評価制度>

 弊社では、日々努力を怠らず、会社への貢献度の高い従業員に多く賃金を支払いたい、との願いから、今期、評価制度を構築することといたしました。
これまでは、どうしても恣意的になりがちな評価を、なるべく透明で公平なものにし、評価される従業員像も明らかにしようとしています。今、評価項目作成の途中ですが、項目が完成しましたら、従業員にもその評価項目を公開し、どのようにすれば評価されるのか、またどのような行いは評価されないのかをはっきりと示し、働きやすい環境を整えようとしています。


<研修制度>

 これまでは少数精鋭の人員で業務を行ってきたため、従業員に体系だった研修を受けさせることができませんでした。しかし、従業員は弊社の宝=人財ととらえ、従業員のスキルアップこそが会社の付加価値を高めるとの認識に立ち、積極的に研修を受けさせるための制度を整えることといたしました。具体的には、

  • @国家資格である技能検定合格に向けた研修
  • Aフォークリフト免許など、業務に直結した資格取得のための研修
  • B課長、リーダー、係長、主任といった中間管理職などの役職者に対する階層別研修

 上記の研修は、社内でのOJTによる研修、あるいは、外部研修等を活用し、従業員の育成に取り組んでいきたいと考えています。


 以上 弊社の取組みについて紹介いたしました。今後の取り組みについては、このホームページ上で更新し、お知らせいたします。